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MUCCA|ミュッカ|喵咔

アプリについて

モバイルアプリケーションMUCCAは、タブレット端末で動作するオーディオビジュアル創作表現のためのアプリです。このアプリは、絵や写真などの素材(オブジェクト)に対して音を鳴らすルールを決めて画面上で動かすことで、音楽と映像が連動した表現を行うことができます。タブレット端末のカメラで撮影した写真や、マイクで録音した音声をオブジェクトとして使うこともできます。また素材に動きを設定して自動演奏させたり、指で操作して演奏したりすることができます。

デジタルメディアによる創作表現は、結果やモノそのものの性格を定義するだけでなく、それらが生み出される過程を抽象的にデザインすることができることに特徴があります。このアプリを使いそのようなデジタルメディア特有の体験を様々な仕組みによって楽しみながらすることができます。例えば、視覚的な動きと音楽の概念を対応づけることによって直感的にオーディオビジュアル作品の表現を探求することが可能です。またオブジェクトの動きに関するパラメータや、楽器・音色・音階・音生成のタイミングなど音楽の内容を作るためのパラメータが数多くあり、高度なアルゴリズム作曲ができることも他にはない優れた点です。

MUCCAで作品をつくる

  1. お絵描きや写真から視覚素材(オブジェクト)を作ります。
  2. 音素材や楽器音を視覚素材に結びつけるための「ルール」を設定します。
  3. 素材に動きを設定して自動演奏させたり、指で操作して演奏することができます。

コミュニケーションの場をつくる

複数のMUCCAを使ってワークショップを行うことができます。各自がMUCCAで制作したシーンやオブジェクトをワークショップシステムを介して展示したり、会場の大型スクリーン上に集め、それらをタブレットからインタラクティブに動かして合奏したりすることができます。

2015年7月には岐阜県岐阜市にある「ぎふメディアコスモス」にて、小中学生を対象としたMUCCAによる創作ワークショップやコンサートを実施しました。


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